2009年1月13日 ゴールドコースト、オーストラリア
出発当日応援隊がわざわざ奈良から関西国際空港まで見送りに来てくれた。
本当にいい友達をもったな〜とつくづく思いつつ、一人一人と固い握手を交わして出発した。
空港に着くと、申請した滞在期間が長かったのと無職だったせいか、僕らだけいろいろと質問された。
「あれっ・・何言ってんの?」自分でも驚いたのが全然英語が聞き取れない。戸惑う戸惑う。
何回も聞き返して、片言の英語で答えてなんとか無事入国。
そこからバスに乗ってサーファーズパラダイスっていう波がどんどん打ち寄せてくる海岸沿いの町に到着。
初日でオーストラリアの宿の相場や探し方がわからなかったので、ちょっと高かったけど前もって調べておいたバックパッカーズ(オーストラリアでは安宿をこう呼ぶ)にチェックインして早速、海へ。
空はどんよりとした曇り空、そんな天気もあってか僕らもなんだかテンションがあがらない。
町はあんまり日本と変わらないし、すっごい大自然!Yeah!みたいな感じじゃないし、英語全然アカンし・・・
そんな気分を払拭しようと夜は奮発してめっちゃおいしいオージービーフで夕食。一人分を2人で食べてお腹いっぱいになるボリュームと肉の柔らかさにちょっと元気がでてそのまま就寝zzz
次の日は夕食とよく眠れたせいか気分爽快で起床してカランビン動物園へ。
ここはカンガルーとかオーストラリアのインコ、ロリキートに餌付けできたり、動物園が国立公園になってて自然を極力残して作ってるのがウリで、散策していると心地よい風が吹いて最高に気持ちいい。
カンガルー、子供のコアラもかわいくていい感じ。
動物達と自然に癒されて、ちょっと元気がでた一日でした。
Take
top >
diary >
Australia 1 top
2009年1月18日 バンダバーグ、オーストラリア
ゴールドコーストからブリスベンを経由してグレートバリアリーフの南の入り口バンダバーグまでやってきた。
ブリスベン朝7時発のバスに乗って夕方4時にやっと着いた。
地図で見たら1センチくらいの移動に丸一日、オーストラリア広いな〜。
ちょっと侮ってた。
途中何度か休憩を挟んでバスは大自然の中を走っていきます。
広い空、白い雲、どこまでも続く草原・・・車窓からは夢で思い描いていたような風景が流れている。
オーストラリアの旅は都市での観光よりそこを結ぶ移動に醍醐味がある気がした。
Take
top >
diary >
Australia 1 top
2009年1月19日 バンダバーグ、オーストラリア
この言葉は私の姪っこ(8歳)が1日のうちにこれでもかってくらいついてないことが起こった日にポロっと口をついてでてきた言葉だ。
8歳にしてそんな日が訪れたことは、ちょっとかわいそうな気もするけど人生にはいろいろ思い通りにはいかないことがたくさんあって、ついてない時も『こんな日もあるさ』って割り切って、そうして大人になっていく準備をしていくんだ・・・って姪っこの成長に目を細めた。
今日は私たち夫婦にとって、とってもついてないことが起こりました。
あんなに楽しみにしていたスキューバダイビングのライセンス、取れなくなっちゃいました。
理由はたっくんの10年も昔にした肺の手術・・・
今はなんともないんだけど、Dr.いわく『このままダイビングをすると君は死ぬかもしれないよ!』と。
きゃぁ〜〜!!怖い!!!
私だけライセンスを取るという手もあったのですが、今回はほぼ英語での挑戦。まだまだ私ひとりで挑戦するには厳しい状況。
そして私たち夫婦は基本”ニコイチ”
私もすごく楽しみだったけど、ダイビングの楽しさを教えてくれたのはたっくんで、その彼自身がこの先絶対にダイビングができないっていうのに、私だけするってのもどうなのか・・・とふたりで話し合った結果、一緒に諦めることにしました。
たっくんのへこみようはご想像にお任せします。(笑)
でもへこんでばっかりもいられません!世界は広い!!私たちの旅はまだ始まったばかり!!!
ダイビングはできなくてもきっとふたりで楽しめることはいっぱいある。
そう自分たちに言い聞かせ、とりあえず明日、ウミガメの産卵を見に行く予約をとりました(笑)
もう充分大人な私たちは、こうして夫婦として歩んでいく準備をしていくのでしょうか。
Yuki
top >
diary >
Australia 1 top
2009年1月24日 アーリービーチ、オーストラリア
一週間以上泊まっていたバンダバーグの日本人宿 Picky's House を出ることにした。
ここではあまりみんなと話す機会がなかったんだけど、最後の最後、出発直前に仲良くなれた。
見送りにきてくれたあさ子さん、たかさん、フランチェスコ、サラがバスの到着が1時間以上遅れているのにずっといっしょに待っていてくれて、最後に堅い握手とハグ。
バスに乗ってから感動して泣きそうになった。
本当にありがとう!
そこからバスに揺られて10時間、ウィットサンデー諸島への玄関口、アーリービーチにやってきました。
青い空、白い雲、緑色に近いきれいな海!ヤシの木の木陰でフィッシュアンドチップスをほうばりながら「これこれ!やっと旅にきたんだな〜」と実感してテンション急上昇!!
早速、ウィットサンデー諸島クルーズを予約しにいくと混んでいて、僕らが目をつけていたクルーズは5日後に出発とのこと。
そこまで待てないと、いろいろ聞いて一時間近くかかってやっと納得いくクルーズを予約できた。
出発は3日後。どんなクルーズになるのかな〜。
めっちゃ楽しみ!
Take
top >
diary >
Australia 1 top
2009年1月28日 ウィットサンデー諸島、オーストラリア
今日からアーリービーチのハイライト、2泊3日のウィットサンデー諸島へのクルーズ。
僕らのヨットは最大14人乗りとこじんまりしてていい感じ。
メンバーはドイツ人のジュリアとヤナ、イギリス人カップルのウェインとサラ、トレイシーとステファニー、フランス人カップルのセバスチャンとアメリ、キャプテンのマイクとクルーのカール、そして日本人の僕らの合計12人。
国際色豊かなメンバーになりました。
英語がわからないのと初対面というのもあってけっこう緊張してけど、みんないいヤツで僕らのつたない英語を一生懸命聞いてくれたりいろいろ話しているうちにどんどん仲良くなっていった。
最初は小雨がぱらついていたんだけど、出発してからは天気もよくなってきて空もきれいで最高のクルーズ日和。
デッキで日光浴したり、本を読んだり、ボーっとしたり時間を忘れてのんび〜り。
グレートバリアリーフでのシュノーケリングは、珊瑚が水面1mくらいにあってそこに住みついている色とりどりの魚を見れたりして大満足!
珊瑚にはやわらかいのから固いのまでいろんな種類があるのにびっくりした。
夜は船内でみんなで夕食。
カールが作ってくれたチキンがめっちゃおいしい。
みんな泳いでお腹が減ってたのもあってがっつく。
ヨットの中は換気してても蒸し暑くなかなか寝付けずデッキへ行くと、みんなも寝付けなかったのか一人また一人と上がってきて、おしゃべり。
きれいな星空の下、好きな音楽や僕らの旅のプラン、各国の見所、日本の文化や戦争のこと・・・いろんな話をした。
最高の時間。
二日目はホワイトヘヴンビーチへ。
ここは何キロにもわたって細かいガラス質の砂からできている白いきれいな海岸が続いていて、めっちゃきれい。
今まで行ったビーチの中で一番の美しさ。
まさしくヘブン!(笑)
しかも朝早く向かったので僕らのプライベートビーチ!
drops恒例の(初めて?)ジャンプショット!
そこから停泊地に向かって進んでいると雲行きが怪しくなってきて、とうとう嵐になった。
横から吹き付ける強風に帆があおられて船体が左右に振られる。
最初はおっとっと、ってくらいだったけど、どんどん揺れてきて床に置いていた荷物が滑り出し、棚にあった物も落ちだした!
これはただごとではないと外を見ると今にも波がデッキを飲み込もうとしてる!!
マイクとカールはびしょぬれになりながら本気でなんとか回避しようとしてる!
船内に緊張が走り、マイクとカールが帆をたたむ間、僕らも外に出て舵を取ってロープを引っぱった!
みんな全力でがんばってなんとか沈没せずに済んだけど、帆はビリビリに破れてしまった。
そして船内に戻るとヤナが号泣してて、ユッキーがあめちゃんをあげて励ました。
困ったときのあめちゃん。
関西人の常識です。
その夜、帆を直すのにかなりのお金がかかるとマイクがへこんでたので、励ましてあげようとそれぞれの国の歌を歌ってあげた。
歌は国境を余裕で超えました。
港についた夜は、打ち上げ&カラオケに。
折り紙を持っていって教えてあげると思いのほかすごく喜んでくれた。
最後にみんなと再会を誓ってお別れをした。
ほんまみんなありがとう!!!
Thanks a lot ! everyone !! We'll never forget you !!!
Take
top >
diary >
Australia 1 top
2009年2月2日 タリー、オーストラリア
今私たちが滞在しているBackpacker'sには色々な国の人がいます。
その中でもひときわ目立っているのが彼、エストニア人のアンドレです。
身長はゆうに2mを超え、肩幅も相当がっちり!!
すっと静かに横に立たれると『こんなとこに壁あったっけ?』と思うくらい(笑)
でもヘアースタイルは子犬みたいにCUTEで、ギターがとても上手。
あったかくてやさしい音を奏でます。
今日はそんなアンドレにエストニアでよく食べられている料理を教えてもらいました。
メニューは『ポテトandミートandサワークラウトwithホワイトソース』
名前の通りです。
キッチンに行くと特大の鍋にたっぷりのお湯が沸いていて、そこでポテトをゆでるそう。彼が用意してくれたでっかいポテトはなんと10個!!!3人分ですけど何か?
おっきいままだと時間がかかるからと、包丁が切れにくいかどうかを私に確認させ、まな板も使わずに手の上でざっくり半分に!
う〜ん、ワイルド☆★☆
ポテトをゆでている間にホワイトソースを作ります。まだ学生の彼は料理が得意じゃないから・・・とわざわざnetで作り方を調べてくれていました。
次にパネしたチキンを多めの油で焼きます。ちょうどカツレツみたいな感じ。
最後にサワークラウト!これって焼いて食べるの知ってました?
瓶詰めの物を用意してくれていたのでそのまま食べると思っていたら、フライパンでジュージュー焼いて熱々を食べるそう。ちなみにこれもびっくりするほど大量(笑)
あふれんばかりにお皿に盛りつけしたら完成です♪
すごくシンプルだけど、楽しくみんなで料理した後の食事は、高級レストランより何倍もおいしい!!私が料理が好きなのは、この時間が大好きだから。
今日は何よりアンドレが慣れない料理を私たちのために一生懸命作ってくれたことが最高のスパイスでした。
エストニア語でおいしいは『マイゼップ ハー』
皆さんご察しの通り、大量のポテトの半分以上がアンドレのお腹に。みんなお腹いっぱ〜い!!ポンポコリンになってぐっすり眠るのでしたZZZ
Thanks アンドレ
来週はまた彼にJapanese Foodをお願いされています。でも彼は白いご飯がきらい・・・何を作ろうか今から頭を抱えています。
Yuki
top >
diary >
Australia 1 top
2009年2月9日 タリー、オーストラリア
ここ10日間、毎日暇すぎてぼーっと過ごしている。
全然何もしていない。
というもの仕事が全然ないからだ。
今僕らがいてるタリーは一年中バナナの収穫の仕事があることで有名なのに、雨期でバナナが黄色くならなくて収穫できないらしい。
何のためにきたのか・・・最悪です。
街にもな〜んにもないので、一日中宿でごろごろしたり、たわいもないおしゃべりをしたり、
料理を作ったり、
プールにダイブしたりしてすごしてます。
猫も暇すぎると料理の本を読むようです。
今日ここでの仕事を諦めてケアンズに行こうと思ったら、洪水で明日バスがここを通るかわからないとのこと。
はぁ〜
ついてない日々ってあるねんな〜。
Take
top >
diary >
Australia 1 top
2009年2月11日 タリー、オーストラリア
前回の日記を更新して宿に戻ったら、突然宿の兄ちゃんが
「タケノリにだけ、明日から仕事あるんだけどどうする?」
って言ってきた。
こっちはもうケアンズに行く準備をしてるのに今さら・・・けど農場で仕事したい・・・
ふたりでいろいろ話し合って、僕がタリーに1ヶ月間残って働いて、ゆきが2日後にケアンズに行って仕事を探すとこにした。
結婚してから初めての別居。
僕らは日本で仕事以外はいつも「ニコイチ」で行動していたので、どうなるのかかなり不安。
決断したときは結構ドライな感じでさらっと決めたんだけど、いざ行くとなるとさびしいし、なによりゆきがひとりでやっていけるのか心配で心配で。
そこからゆきはネットカフェに居座ってバスの予約をしたり、シェアハウスを探したり、旅先の英会話を覚えたり・・・
がんばってました。
そして出発当日。
出発は夕方だったので、僕が仕事帰りに見送りにいけました。
バスが一時間遅れで到着して、ついに出発の時。
ここ何年か涙を流して泣いたことなんてなかったんだけど、自分でも驚くくらいポロポロ泣いちゃいました。
宿に帰って荷物を見てみると、たくさんの料理とレシピ、そしてミサンガのプレゼントが!
普通にまた泣いちゃいました。
その夜遅くに、携帯で無事に到着したという連絡が。
ゆきが泊まるシェアハウスを経営している日本人もいい人らしい。
ほっ と一安心。
お互いこれからの1ヶ月は自分自身を成長させれるように楽しみつつがんばって生活していくので応援 (特にゆきへ) よろしくお願いします!
Take
top >
diary >
Australia 1 top
2009年2月20日 タリー、オーストラリア
ユッキーと離れてくらしてはや1週間。
お互いがんばって暮らしています。
今回は夫たっくんのバナナ農園での仕事をリポートします。
ここタリーはバナナの収穫、バナナピッキング一色の町で、町に住んでいる人のほとんどが農場で働いています。
僕が働いている農場では40人くらいが働いているんですが、規模は小さめです。
大きな農場だと100人以上が働いています。
僕の一日は、まず朝5時に起きることから始まります。
ご飯を食べて、5時50分までに近くの集合場所に行って自分の農場行きのバスに乗り、普通の道路を日本ではありえないスピードで爆走すること30分。
僕の農場に到着です。
到着すると2時間働いて30分の朝ご飯休憩、途中10分の小休憩を挟んで4時間働いて30分の昼ご飯休憩、そこから2時間働いて一日の仕事終了!
終わったら暑さと疲労でへろっへろ。
すぐにバスに乗ってタリーの町に4時頃に帰ります。
それで宿に帰ってシャワーを浴びてゆっくりして、晩ご飯を食べて夜9時くらいに就寝。
とこんな毎日を過ごしています。
僕が今やっている仕事は、通称「ドロッピング」っていうやつで、バナナの木の上の方に糸をくくりつけて糸を下に垂らしていく仕事です。
「ドロッピング」して下に垂らした糸を隣接するバナナの木にお互いくくりつけてバナナの実の重みや、サイクロン・洪水のときに倒れないようにします。
糸をお互いくくりつける仕事を「ストリンギング」といいます。
バナナの木は大きいモノだと6〜7mにもなるのと堅い木というよりはサトウキビみたいな繊維でできているので、傾きだすとすぐに倒れてしまうのでこの仕事が必要になります。
僕はたいていこの2つのどっちかをやってます。
「ドロッピング」は高いバナナの木の上の方に糸をつけるので、トラクターの荷台に乗って、地上2mくらいで作業します。
最初はぐらぐら揺れるし、床がエキスパンドメタルで下が見えるので怖いし、けっこう危ないです。
ちょっと気を抜いてたらたまに落ちます。
僕はまだないですが、一緒に働いてるDavidは2回くらい落ちてました。
そして今日は金曜日。
土・日はオフなので、金曜の仕事終わりはみんなテンション上がりまくります!
工場の中での仕事もたまにありますが、たいてい僕は外での仕事。
見渡す限りのバナナ畑と青い空と白い雲。
仕事はきついけど、そんな景色を見てると来てよかったな〜としみじみ実感している今日この頃です。
Take
top >
diary >
Australia 1 top
2009年3月1日 ケアンズ、オーストラリア
今日は前回の日記ですっかりバナナに愛する夫を取られてしまった、妻ユッキーのケアンズでの生活をリポートします(笑)
ケアンズは日本から一番早く到着できるオーストラリア。
そのためか街では本当に多くの日本人を見かけるし、やたらと日本語を耳にします。
英語が苦手な私には良かったのかも知れないけど、ホントはもうちょっと英語の中で生活をしないと自分のためにならないかな・・・って思ったりしてます。
とりあえず街に出て、いろいろ探検することからはじめました。
今住んでいるシェアハウスから街まで自転車で走ること10分強・・・
大きなショッピングセンターを見て回ったり、海の見えるベンチでぼぉーっとしたり、図書館で勉強したり。
たっくんと離れてまだひとりを楽しむなんて余裕のない私には、見るもの全部がグレーがかって見えて、一層淋しい気持ちを募らせていました。
恥ずかしながら、この歳になっても、たったの一度だってひとり暮らしもしたコトがないし、結婚してからだって、たっくんが社員旅行で3泊4日いないってだけで実家に行く・・・ってくらいの箱入りっぷり!!
そんな私が人生ではじめてのひとり暮らし(ちょっとちがうけど)を、まさか海外ですることになるなんて・・・
奇跡です!!
はじめの1週間は、何を血迷ったかそんな思い切った決断を自ら下した自分を少し恨みました(笑)
そんな日々を過ごしながらも、なんとか自分にムチを打って、仕事を探しました。
そしてやっと見つけたのが日本食レストランのキッチンハンドのお仕事です!
まだまだ全然役に立たない私にも、スタッフのみなさんはとても優しく、楽しんで働いています。
友達もできました!
同じお店でウェイトレスをしている、とっても魅力的な女の子です。
仕事を始めて、友達ができて・・・ちょっとした変化と思うかも知れないけど、私にはとても労力のいることでした(涙)
グレーだった街が少しずつ明るく見えてきたような気がします。
すべては自分の気の持ち方なんだ。
ただひたすらたっくんが来る日を指折り数えて、ひとりぼっちな気がして、そんなコトになかなか気づけずにいた自分がちょっと情けなくて涙がでました。
でもこんな気持ちになれたのは、みんながいっぱい心配して応援してくれたおかげです!!
心配かけてごめんなさい。
そして本当にありがとう!!!
気分転換にとドッグパークに連れて行ってくれる、シェアハウスのハリーさんとクミちゃん!ありがとう。
毎日電話で弱音を吐く私に根気強く付き合ってくれる、たっくん!ありがとう。
おおげさかもしれないけど、異国の地でひとりになってみて、私はひとりで生きてるんじゃないんだって改めて感じることができました。
そして、決してひとりでは生きていけないこともわかりました。
こんな私ですがこれからも温かく見守っていてください。
Yuki
top >
diary >
Australia 1 top
2009年2月28日 Tully、Australia
今日は別居中だった時のたっくんのタリーでの週末の様子をお伝えします。
同じファームで働いている韓国人のカール(韓国人はイングリッシュネームをもっている人が多い)の家に遊びに行った。
僕が日本の巻き寿司を、カールがタッポックンタンを、あとカールのシェアメイトのエンジがキムチチヂミをつくってみんなで食べた。
タッポックンタンは韓国の伝統料理な鍋料理で鶏肉チゲのこと。
鶏肉をまるまる一羽買ってきて、適当な大きさにぶつ切りにして、野菜といっしょにコチジャンとかめっちゃ辛いスパイスで煮込む料理。
ただ今回は日本人の僕がいてるのでチョイ辛にしてもらいました。
巻き寿司は自分ひとりで初めて作るので、前日にユッキーに作り方を教えてもらっての挑戦。
ネタはエビとアボガド、ツナマヨとチキン。ちょっとカリフォルニアロールっぽいけどなかなかうまくできてみんなうまいって言ってくれました!
驚いたのがキムチチヂミ!
めっちゃうまい!!
今まで食べたチヂミの中でダントツNo.1!
キムチの汁も入れててオレンジ色でうすいパンケーキみたいで美味!
韓国に行ってみたくなりました!
出発する前に日本人の友達から、「韓国人は日本人のこと嫌いだからすぐにケンカをふっかけてくるよ」って言われてたんだけど、僕が会う韓国人はみんないいヤツで親日家。
子供のころはテレビでドラゴンボールやアラレちゃんを見て育って、好きだったコミックは寄生獣。
テレビゲームは鉄拳とストリートファイターばっかりやってて、友達の韓国人の女の子の好きなタレントはオダギリジョー。
仕事中によくカメハメハとかマカンコウサッポウを僕に向かって喰らわせてきます(笑)
日本から一番近い国、韓国。
みんな僕らとおんなじ物に囲まれて育っていて日本のこといっぱい知っているのに、僕は韓国のことあんまり知らなくてなんだかモヤモヤした気分になった。
もっと韓国のこと知りたい!と思わせてくれた楽しい休日でした。
We had Japanese and Korean food party . I made Japanese sushi roll and my Korean friends made Tapponnkumtum and chijimi , Korean traditional food . We could make it well and enjoy very much . I wanna go to Korea !
Take
top >
diary >
Australia 1 top
2009年3月6日 Tully、Australia
タリー最終日。
なんやかんやで6週間をタリーで過ごした。
バナナ以外なんにもない田舎だったけど、僕にとって最も印象に残った最高の町になった。
その理由は夫婦初めての別居とたくさんの外国人の友達ができたから。
僕が泊まっていた宿SAVOYは、みんなバナナ農場で働いているから、今日はバナナを担ぐ仕事がきつかったとか、毒蛇が農場ででた!とかいろんなことや気持ちを共有できる、大きな家族みたいなところだった。
みんな気さくに話しかけてきてくれて、居心地のいいお気に入りの場所。
SAVOYには20人くらいが暮らしているにもかかわらず、僕ら以外の日本人はいなくて、ユッキーがいなくなってからの1ヶ月間は完全に僕だけ。
今までこんなにも外国人に囲まれて暮らしたことなんてなかった僕にとっては、最高の英語環境だった。
そんな中で僕の英語に対する考え方が次第に変わっていった。
僕は今まで「英語を上手に話せるようになりたい!」って思っていたけど、それが「友達のしゃべってることを聞きたい!知りたい!」って思うようになった。
つまり英語は目的じゃなくて手段なんだ、って分かった。
たぶん分かってる人には当たり前のことなんだけど、僕にとっては目から鱗だった。
人と話をするのは、生きている中で最大の楽しみで、その幅をめっちゃ広げてくれるのが言葉、特に英語だと思う。
世界のどっかで再会を誓った友達に次に会う時までに、話をちゃんと聞けて自分の思っていることを伝えれるようになるのが僕の目標。
2時間後にはケアンズ。
ついにユッキーと再会やな。
楽しみ!!
Tully is the most impression town for me , although there is nothing to do except work at banana farm . Because I made a lot of foreign friends and stayed alone . We enjoyed playing card game , going swimming in the lake and talking with beer until late . I will understand what you say perfectly until we will meet next time . See you soon .
Take
top >
diary >
Australia 1 top
次の日記