348日目 , 30th December 2009 Uyuni , Bolivia
ペルーのプーノからボリビアの首都ラパスへ向かった。
ラパスでは、おいしい日本食レストラン「けんちゃん」・月の谷へ行ったり、偶然入ったカフェで、モロッコで会ったトラベッタのけんじくんとなほちゃんに再会したりと楽しく過ごした。
ラパスで数日過ごしてからバスでウユニに向けて出発。
マダガスカル並みのがたがた道を進むこと10時間。
なぜかガタガタ道に入る前の舗装道路で途中パンクして数時間遅れでウユニに到着。
朝到着すると客引きが
「ツアー?ツアー?」
と盛んに声をかけてくる。
なぜかカタコトの日本語が話せるおばちゃんが声をかけてきて、そのおばちゃんによるともう4日間雨が降ってなくて早く行かないと水がなくなっちゃうよと教えてくれた。
そのおばちゃんはまた、昨日行ってきて水があったことを確認したことも教えてくれた。
それならこのままツアーに参加しようとふたりで話し合って決めた。
ツアー会社に行くと、日本人らしき人がたくさん待っていた。
話を聞くとやっぱり日本人でみんなお正月休みを利用して弾丸ツアーでウユニ塩湖に来ているとのこと。
日本人にはここはものすごく人気があるみたいです。
かくいう僕らもかなり楽しみにやってきたんですが・・・
ここウユニ塩湖は塩の真っ白の世界、しかもこのシーズンは雨期で塩湖に雨が溜まって空が水面に反射して、まるで空の上を歩いているような幻想的な世界がひろがっているらしいのです!
トヨタのランドクルーザーに乗っていざ出発!
世界中を旅して驚いたのが、日本車のすごい普及具合。
どこにでも日本車が走ってます。
ダントツで世界の車のシェア率NO.1です。
ちなみにトヨタは南米では「トジョッォータ」っていいます。
まず向かったのが、汽車の墓場。
ここには昔、塩湖で作った塩を運搬するために使われた汽車が放置されている。
錆びて茶色く酸化した汽車が何台も線路とともに静かに佇んでいて、序盤にしてはまあまあいい感じ。
それから塩を精製している村に寄って、いよいよ塩湖へ。
茶色いガタガタした道を進んでいく。
途中ダチョウみたいな鳥のニャンドゥー、ちっちゃい鹿みたいな動物が現れたりとなかなかおもしろい。
進むにつれて、次第に地面がだんだん白っぽくなってくる。
塩を作っている場所で、うす〜く水がはっていてみんなの期待が高まった。
これならもっと進んでいったら水がはっているかも・・!!
そして塩湖の真ん中にある僕らの今日の宿に到着。
なんとここはイスやテーブルから、床・壁にいたるまですべて塩でできているんです!
チェックインを済ますしたころ、同じツアーだった人はみんな車に乗り込んでいた。
実は、他の人は日帰りで来ているらしく今から別のところに行くらしい。
ドライバーに聞くと、明日の同じ時間にピックアップしてくれるとのこと。
宿の人も夕飯まで何もしてくれない。
ってことはこれから24時間放ったらかし・・・
仕方がないので宿のまわりを散歩することにした。
少し歩くと風のびゅーっていう音以外全く聴こえない、無音の世界。
そして360°真っ白の世界。
太陽が白い地面に反射してサングラス越しにしか見れないけれど、すごくきれい。
地面は塩の結晶でできていて、砂漠の乾ききった地面のように規則正しく六角形に分割されている。
自然の不思議。
たくさんの観光客が嵐のように塩のホテルを見に来ては去っていって、結局その夜泊まったのは僕ら2人。
誰もいない塩湖で静かに夕日が沈むのを眺めた。
それから、真っ暗な夜の世界になった。
電気もつかないロウソクの光の中でスープとスパゲティの夕食をいただく。
みんなとワイワイもいいけど、たまにはこんな静かな場所に居たくなる。
2人っきりの素敵な食事。
こんなとき、旅にきてよかったな〜って思う。
なんだか感傷的になって今までの旅を振り返った。
いろんなところに行ったな〜、ここがよかった、あこがよかった、こんなことあったな〜。
行った国が多いだけになかなか話のネタがつきない。
話が一段落すると眠たくなってきたので塩のベッドに横たわって、ロウソクの火をふっと消した。
朝。
まだ薄暗い中、外に出た。
ダウンを着ててもめちゃくちゃ凍える程寒い。
しばらくすると、空がだんだん白んできて朝日が顔を出した。
昼までやることがないので周りを散歩したり、宿を切り盛りしているかわいい姉妹と話をしたりして過ごした。
その子たちはちょうど夏休みでここをまかされているらしい。
2人だけで大丈夫なんかな〜。
昼になって昨日のドライバーにピックアップしてもらって白の世界を進んでいくと・・・・・
!!!!!!
あった!!水!!!
そこはまさに鏡の世界!
地平線よりも上のものを湖面にはった水がすべて反射している。
空の青が映って、まるで空の上を歩いているよう・・・
あまりに興奮して水の中をぱちゃぱちゃ走り回る僕ら。
みんないろんなカッコをして鏡の世界を楽しんでる。
ここは美しすぎる。
素敵すぎる。
日本からみんなわざわざここに来る理由が分かった。
ここまでとは思わなかった、ウユニ塩湖。
地球には他にもすばらしいところがいっぱいあるんだろ〜な〜。
世界は広い、僕らは世界を知らなすぎるな〜と思った。
旅は一生やめられなさそうです。
We were in Uyuni . We were on the sky . We can't stop traveling .
Take
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348日目 , 24th December 2009 Puno , Titicaca , Peru
クスコに一週間くらい過ごしたした後、ペルーの南端の町、プーノにやってきた。
ここに向かっている途中のバスの車窓から見える風景がすばらしかった。
標高3000mくらいの高原で、空が青く、動物が放し飼いにされていた。
ここはボリビアへ陸路で抜けるときに通る町として、またチチカカ湖への起点となる町として有名だ。
着いた翌日、さっそくチチカカ湖へ。
このチチカカ湖は南米の中で僕が一番行きたかった場所のひとつ。
なぜなら、この湖には草で作った浮き島で生活している先住民がいるからだ。
ちょうど学生のころにここの存在を知って以来、ずっと行きたかったので5年越しにしてようやく願いが叶った。
小型のフェリーに乗って湖を進んでいくこと30分、なにやら島っぽいものがあちこちに見えてきた。
近づいていって黄色い枯れ草が敷き詰められたウロス島に上陸した。
フェリーと島の間が離れていたので民族衣装をきたおばちゃんの手を借りて島に最初の一歩を踏み出すと、「ふにゃっ」と地面がビーズのクッションみたいにやわらかく沈む。
「あ〜!やっぱり草でできてる!!」
そんな感触を確かめながら30m四方の小さな島を散歩する。
島はもちろん、家も何もかも「トトラ」という草でできている。
この草はチチカカ湖に大量に群生していて、その草を刈ってしばらく乾燥させて使うらしい。
そしてこのトトラはなんと食べれるという!
恐る恐る口にしてみると、なんかちょっと食感が悪いけど、無臭で水が出てくる。
サトウキビの砂糖なしバージョンって感じ。
食べ物は湖で取れる魚とクイっていうモルモットと芋くらいなので、草さえも大事な食料源みたい。
島にはちょっとした畑や魚の養殖場、クイの飼育場なんかがあって興味深い。
特にクイの飼育場はクイが逃げないように周囲を水で囲って、自分たちの家のミニチュア版みたいな家を真ん中に置いて巣にしていた。
そしてクイもまたこの草を食べていた。
むしゃむしゃ食べている様子がなんともかわいい。
クイがこんなかわいいのにみんな食べるねんな〜とちょっとかわいそうになりました。
島には魚のカタチをした展望台もあって、そこからの眺めると他の島々の様子がよくわかった。
生活のために観光に重点が移っているとはいえ、大昔からの不思議な、おそらくここにしか根付いていない独特の集落、そしてそこに住んでいる人の生活を垣間見れたのはすごくよかったです。
そこからさらにフェリーで2時間いったところにあるタキーレ島にも行った。
ここは普通の地面がある島なんだけど、そこもまた昔からの生活を継承している様子が見れた。
島の人のほとんどが農業をしているらしく、島には段々畑が広がっていて、家が点在している。
その内の一軒でみんなでトゥルーチャというここで取れる魚をいただく。
身は淡白でほんのりピンク色をしていて、とってもおいしい。
ご飯を食べ終わった後は、その島のカラフルな衣装をまとった伝統的な踊りを披露してくれた。
その頃には曇っていた天気もよくなってきれいな青い空を覗かせていた。
島の緑と空の青、雲の白、そしてチチカカ湖の碧が見事に相まって、絵のような美しい風景を見ることができた。
そんな風景を見ていると来てよかったな〜としみじみ思う。
同じ時間をかけて町へ帰って、「疲れた〜」といつもなら休憩してしまうけど、今日はクリスマスイヴ!
ペルー名物のピスコサワーを飲みながら、ちょっと奮発しておいしいご飯を楽しんだ。
疲労とお酒のせいでベッドでうとうとしていると、突然「ひゅ〜どんっ!」という爆音が鳴り響いた。
「タイヤのパンクかな〜。ピストルかな〜。」とか思っていると、その音が町中から次から次へと聞こえてきた。
窓のところに歩いていくと色とりどりの花火が町中から上がっていた。
急いでユッキーを呼んでふたりで、ふたりで花火を楽しんだ。
「きれ〜!」
そう、これはペルー流のクリスマスの祝い方みたい。
まさか南米でこんなお祝いに出くわすなんて思ってもいなかったので、2人で大興奮!
異国の文化に触れれた素敵なプーノの滞在でした。
We were in Puno which town is famous for base to Lago Titicaca . There are very unique islands in Titicaca . These islands are made of weed ! They tell how to live and eat . That is good experience for us because theirs is completely different from ours .
Take
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342日目 , 18th December 2009 Machupicchu , Pisac , Cusco , Peru
リマからおなじみの夜行バスで15時間かけてクスコへ。
バスの車窓から見たクスコはオレンジ色の瓦と山の斜面に沿って建てられた家がひしめいていた。
ここはペルー観光のハイライト、マチュピチュ遺跡への起点となる町として有名だ。
ハイシーズンは予約が取りにくいらしいので、すぐにマチュピチュ行きの電車のチケットを取りにいくと、往復で1人100USドル、入場料とかマチュピチュ駅からマチュピチュ遺跡までのバス代なんかを入れると150USドルもする。
「どんだけ高いねん!」と思ったけど、ケニアのサファリで会った世界中を旅してる人に、「今までで一番よかったところは?」と聞いたときに帰ってきた答えが「マチュピチュ」だったし、日本で旅行の計画を立てているときからずっと行きたかったので、意を決して翌日のチケットを購入。
ワクワクしながらその日は布団に入りました。
翌日、タクシーで電車の駅まで行って、そこから観光列車で3時間、更にそこからバスで坂道を30分登ってやっとマチュピチュ遺跡に到着。
大勢の観光客と共に遺跡に入った。
まずは階段を登ってミラドール(展望台)へ。
標高が高いのと体力不足で小学生くらいの少年に抜かされながらもそこにたどりつくと、こんな景色が待っていた。
大きすぎず、小さすぎずちょうどいいスケール。
住居だったであろうエリアでは、屋根を除いて他の部分がすべて残っていて当時の町並みを容易に想像できる。
遺跡を歩いているとなぜかリャマがそこらへんでくつろいでいて、のんびりピースフルな気分にさせてくれました。
山の斜面には段々畑がひろがってた。
どんなものここで作ってたんだろう。
下界からの供給なしでこんな山の頂上で自給自足してたらしい。
これが作られたのが1000年以上前って言うんだからほんとにすごいな〜。
たしかにマチュピチュはいい。
ただ僕らが行く前から期待しすぎたのか、観光客がたくさんいて秘境という感じを失っていたからなのか、「まぁまぁかな」って感じがしたのは僕らだけでしょうか?
次の日曜日、クスコからローカルバス(1USドル以下)で1時間くらいのところにあるピサックという町に行った。
ここは日曜日に先住民の市がたつことで有名らしい。
小さな町を歩いて広場に行くと、人がたくさん集まっていて、市がやってるやってる!
ユッキーに言われるまで分かってなかったけど、僕はかなりの市フェチで町に市があると必ず一回は行く。
どんな雰囲気で、どんな物が売られていて、どんな人がそれを買うのか、そんなやり取りを見ているだけですごくおもしろいからだ。
僕らは旅行先を決める時、行きたい観光地を元にルートを決める。
けど観光地に行くだけじゃなくて、そこに住んでる人がどんな生活をしているか知りたい。
僕らがたかだかちょっと旅してそこの人を見たからって、そこの人がどんなことを考えているのか分かるはずない。
けどちょっとでもその国のことを知りたい。分かりたい。
その好奇心は僕の旅する大きなエネルギーになっている。
この気持ちは何十年たってもずっと心に持っていたいな〜。
ここでは服を染める色とりどりの染め粉や、民族衣装をきたかわいい子供もいて、市フェチの僕イチオシです。
帰りしなにバスまでまだ時間があったので、この町の近くにある遺跡に行った。
タクシーで山の上まで行って、そこから山の中腹まで歩きながら遺跡を見てまたタクシーに乗って帰る手筈になった。
タクシーで山頂に向かっているときにもぽつぽつ雨が降ってきていたんだけど、着いて歩き出すと本格的に雨が降ってきた。
仕方なくポンチョを買って、ぬかるんだ山道を歩く。
激しい雨のせいで、次第にもやが立ちこめてきたように遠くが白んで見えてくる。
観光客もほとんどいなくて、マチュピチュでは味わえなかった秘境っぽい雰囲気が漂っている。
ここの遺跡は何カ所かに点在していて、カタチもそれぞれ異なっている。
円弧状の形をしていたり、山の崖にたっていたりしておもしろい。
最初は雨で落ち込んでいたユッキーも、帰りしなのタクシーで「この遺跡よかった〜」というくらい。
マチュピチュより僕らには無名のこの遺跡のほうが合っていたみたいです。
We went to ruin of Machupicchu . It was nice but too touristic ruin for us . The other day we went to ruins of Pisac , 1 hour away from cusco . We had rain and fog . But That ruin was very nice . Because it consist of 4 ruins and fog created mysterious atmosphere .
Take
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339日目 , 15th December 2009 Lima , Peru
キトからバスで今回の旅最長の48時間かけてペルーの首都のリマへ向かった。
お尻は痛いし、あんまり寝れないし、国境の町の乗り換えで8時間も待ってへろへろになりながらなんとか到着。
ほんま疲れた〜。
バスを降りると、バス会社の制服を着たおっちゃんに
「taxi?」
と声をかけられた。
バス会社の人やったらちゃんとしたタクシーを紹介してくれるやろうと思ってついていくと、タクシーの標識がない車のトランクを開けて荷物を積み込み自分は運転席へ腰を下ろした・・ってあれっ?
おっちゃん運転すんの!?
てか仕事放ったらかしでいいん?
そんな僕らの驚きを気にもとめない様子でエンジンをかけてセントロ(旧市街)の宿へ向けて発車。
片道4車線くらいある大きな道路は夕方のラッシュのせいか大渋滞。
「この時間、セントロに行く道はすごく混むんだよ〜」
とおっちゃん。
そしてこの渋滞待ちを利用して、自分の提携しているホテルを宣伝し始めた。
暇なので適当にフライヤーを見ていると、今行こうとしている宿と同じくらいの値段でもっといいところがあったので、そこへ行ってみることにした。
そのホテルはさっきのバスターミナルの近くで、すでにセントロへ行く大きな道に乗っちゃってたので、セントロまで行ってそこから引き返すみたい。
おっちゃんは気さくでいい感じ。
セントロまで行く間、リマの町の見所とかおいしくて安いレストランとかについていろいろ教えてくれた。
セントロに着いたら着いたで観光名所に来るとゆっくり走ってわざわざ説明までしてくれる。
「この建物のベランダはペルーの伝統的なもので有名なんだよ」
なるほど突き出たベランダの彫刻が繊細。
「このカテドラルは町で一番おっきくて古いんだよ」
なるほどステキ。
という具合。
そこからまたバスターミナルの近くに引き返してホテルに到着。
なんやかんや1時間以上乗ってたのに料金は最初の言い値のたったの10ソル(300円)。
ペルー到着早々いい人に出会えてさい先はよさそうです。
次の日は早速、昨日おっちゃんに教えてもらったレストランへミクロで移動。
リマの町にはミクロと呼ばれるミニバスがどこの通りにも走っていてすごく便利。
店は繁盛していてお客さんでいっぱい。
席についてあたりを見回すとたいていの人は豚骨ラーメンみたいなのを食べててそれを注文。
するとめっちゃおっきいどんぶりにチキンとヌードル、そしてレモンと大量のネギが小鉢で運ばれてきた。
ネギをいれると見た目は完全にラーメンみたい!
一口食べるとあっさりしていてめっちゃおいしい!!
スープまで一滴残さずいただきました。
おっちゃんいい店教えてくれてありがとう。
そこからの帰り道に「セビッチェリア」なるものを発見。
「セビッチェ」とは生の魚にたまねぎ、ハーブなどを入れてレモンであえるマリネのことで、ここペルーの伝統料理。
そして末尾のリア、物の名前にリアをつけると「・・・を売っている店」という意味になるので、「セビッチェリア」は「セビッチェを売ってる店」という意味になります。
スペイン語圏、特に南米ではカフェテリア、ポリェリア(ポリョは鶏肉なので鶏肉屋)といった「・・・リア」という看板をよく見かけます。
でセビッチェは、ペルーでは海に近いリマでおいしく食べれると書いてあったし、見るからに地元の人が行くような店。
翌日のお昼に僕らの足が向かったのは・・・このセビッチェリア!
セビッチェを頼むと、2人では食べきれないほど山盛りの白身魚が!!
日本を離れてもうじき1年・・・
生の魚なんてほっとんど口にしていない僕らの口に、レモンをたっぷりかけた新鮮な刺身がどんどん入っていく!
全然臭みもなく、レモンがかかっているから後味もさっぱりしていてもう最高!!
ふたりでセビッチェをしっかり噛みしめながら、喜びに浸りました。
他の店でもいろんなご飯を食べたけど、どこの店もすごくおいしいし、たいていどこのレストランでも白ご飯がある。
しかもいつものパサパサな米じゃなくて、日本で食べるのに近いしっとりもちもちしたお米!
僕らが今まで旅した国の中で、ご飯のおいしさダントツNO.1!
ここペルーでは快適でおいしい滞在ができそうです。
We arrived at Lima , a capital of Peru by bus . It took 48 hours from Quito ! We met a good taxi driver and he told us valuable restaurant and the place to visit . The next day we went to the restaurant and it was so nice ! Gracias por taxis persona !!
Take
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326日目 , 7th December 2009 Quito , Ecuador
ディズニーワールドのあるオーランドからマイアミにドライブで戻ってそこから一路南米のエクアドルの首都キトへ向かった。
ついに僕らの旅最後の大陸であり、めっちゃ危険なイメージがつきまとう大陸。
飛行機が夜のキトに降り立つ。
大丈夫なんかな〜とゆっきーと不安な視線を交わしながらゲートを出てタクシーに乗って旧市街の宿へ。
受付でおっちゃんに聞くと今日は部屋がないと言われてしまった。
窓から町を見ると真っ暗で人っ子一人歩いていない・・・
こんな危険な状態で今日は宿を探せない!探さない!!と思って必死でなんとかお願いすると、リビングにマットレスを敷いて寝かせてもらえることになった。
たまたまスペイン語を話せる日本人の人が泊まっていて親切にも説得を手伝ってくれて助かった。
この宿はキトの日本人宿で他にも何人か日本人が泊まっていて、みんなフレンドリーでいい感じ。
着いてからの数日間はディズニーワールドの疲れを癒すために休憩して、それからキトでの活動開始!
最初はビクビク後ろを振り返ったりして緊張しながら歩いてたけど、昼間は人もいっぱいいてちょっと気をつけてたら問題なさそう。
ただそれとは別の問題、高山病が・・・
ここキトは標高2850mの高地にあって海に近いマイアミから飛行機で一気にきたのでちょっと歩くだけでもハァハァいう。
特にユッキーは連日
「頭痛い〜。吐き気する〜」
と完全に高山病にかかってしまってキト滞在中の前半はほとんどを宿で過ごすことになってしまった・・
僕はそんなに高山病にならなかったので、毎日外に出ては帰りしなにユッキーの分も夕飯を買って持って帰ってくるっていう生活をしてた。
宿の近くにおいしいレストランを見つけたのでそこに行って、チキンとご飯とスープとサラダがセットになったのとか、タリャリンっていう野菜とエビとチキンがたっぷり入ったトマトラーメンみたいなやつを買ってた。
このタリャリンがめっちゃ美味しくてしかも、1人で食べきれないくらいボリュームもあって一日一回は必ず食べてた。
いつもその店に行ってたので、そのうち顔を覚えられて何も言わずとも持ち帰りの容器に入れてくれるようになったりしてちょっとうれしかった。
日本でもなじみの店ができてしゃべったりするとなんかちょっとうれしいでしょ?
1人で散歩している僕は、パレードやってないかな〜とか踊りがやってないかな〜と探し歩いていた。
そう、僕らがこの時期にここに来たのは年に一度のおっきなお祭り、キト祭りを見るためなんです。
そしてこの時期にキトにいたら睡眠不足間違いなし!
なぜなら、朝の4時頃から夜中の2時頃までバスの上に楽団を載せて爆音でキト祭りのテーマ曲を演奏して町中を駆け回ってるし、しかも宿のリビングでも夜中まで歌うわ踊るわで騒ぎまくる。
ただでさえ睡眠不足+高山病のユッキーの機嫌が悪くなったことは言うまでもありません。
それでもやっぱり祭りは楽しい!
広場ではたくさんの学生が制服をきてマーチングをしたり
別の日には夜中までライブで盛り上がって踊ったり
公園では子供たちがお祭り用の素敵な服を着て座ってたり
町を歩いていると、ロケット花火を打ち上げながら練り歩くへんな仮面集団に出くわしたりと毎日なんやかんやいろいろあってキト祭りを満喫。
特に広場でのマーチングでは、最初恥ずかしがってた旗持ち役の子供たちと、話しているうちに仲良くなったりしてすごくうれしかった。
この子供たちが僕らの「南米=危ない」のイメージを払拭してくれました。
これからの南米の旅が楽しみやな〜。
We entered unknown land , South America . We thought it is dangerous but the fact is defferent . Pretty children taught us that .
Take
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