南アフリカがアパルトヘイトをしていた頃には白人以外は国土の8%にしか住むことが許されていなかった。
そのためここソウェトの旧黒人居住地区の人口密度は非常に高く、各々の家はたいてい6畳程度。アパルトヘイトが廃止されて数十年経つが白人は住んでおらず、100%黒人の町。
シティと比べて町は明らかに貧しいが、ガイドといっしょに町の中に入ると危険な空気はなく、生活感が家の外にもあふれだして生き生きとしている印象を受けた。
道路は未舗装だがそんなに入り組んでなくて、直線の道が多かった。 下水道がないため、生活排水は側道掘った深さ10cm幅50cmくらいの小川みたいなのに流している。 トイレは家についておらず、仮設トイレが町のところどころに置かれている。 家はトタン板でできた家がほとんどで、ところどころにレンガ造の家がある。 町の中心の学校はレンガ造で一番しっかり作られていた。 各々の家がカラフルなペンキを塗っているのと家の小ささでかわいい印象。 |
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町の中心に学校があって「sky」というボランティア組織が運営している。 学校では子供達のために1日3食を用意している。ここには、たくさんの本やコンピュータ教室もある。 ここでは子供が一番大切にされている。なぜならこれからの未来を背負っているから。 学校のスタッフにガイドをしてもらって町を歩いたんだけど、彼らの前向きな姿勢や熱く語る姿に僕にはないエネルギーを感じた。 |